漢方で排尿困難が治るって本当?
東洋医学「体質改善」の考え方
身体の根本から改善!それが東洋医学の治し方
東洋医学では、例えば人間を木に例えると根が脳にあたり、首を含む体幹を幹、枝は手足で皮膚や臓器が葉にあたると考えます。天地が逆になっているので少し頭がこんがらがりますが、木が根から幹、枝を通じて葉に栄養を行き渡らせる流れを想像すると、これはとてもわかりやすい例だと思います。
そして病気の症状というのは「葉」に出ると考えるのです。1本の木に葉はたくさんついていますよね。その葉の数だけ様々な症状が表れるのですが、葉に栄養を送っている木の幹や枝にあたる部分を治療することによって、葉が元気になると考えるのです。
そして東洋医学では身体を12の系統に分類しているのですが、その1つ1つの系統に葉っぱがついていて、例えばある葉の調子が悪いことがわかると、その葉に栄養を送っている系統を治療します。少し難しいですが、十二正経と呼ばれるその12の系統とは、以下のように分類されています。