排尿困難や尿排出障害ってどういうもの?
  1. 排尿困難・尿排出障害とは?その原因と効果的な治療法

排尿困難・尿排出障害ってどんなもの?その原因とは?

排尿困難・排尿障害って?

排尿困難・排尿障害って?

排尿に関して何らかの不具合や不都合が生じることを排尿困難または排尿障害、尿排出障害などと言いますが、具体的には以下のような症状があります。

○尿意を感じてトイレに行ってもなかなか出ない

○尿の出が悪い(勢いが弱い)

○尿が少しずつ出て終わるまでに時間がかかる

○尿の切れが悪く排尿後に下着につくことがある

こういったことが起こる原因はいろいろありますが、いずれにしてもなかなか人に相談しづらい問題であるため、症状を抱えたまま我慢している人が多いのではないでしょうか。また恥ずかしさから病院へ行く決心をするまでに時間がかかる、あるいは病院へ行っても原因を特定できずになかなか思うように改善されない、といったケースも多いようです。

では、こうした排尿困難や排尿障害の原因にはどんなものがあるのか、具体的に見てみましょう。

原因①臓器に問題がある

原因①臓器に問題がある

排尿困難の原因は大きく分けて2つあると言われていますが、まず1つは臓器に具体的な原因となる疾患がある場合で、以下のような疾患にかかると排尿困難を併発することがあります。それぞれ治療法が異なるため、検査や問診などで原因が特定できた場合はその原因となる疾患に対する処置が行われます。

○尿道内に原因がある・・・尿道内に生じた傷、尿道腫瘍、尿道結石、腹圧性尿失禁など

○膀胱内に原因がある・・・間質性膀胱炎、過活動膀胱、膀胱腫瘍、膀胱結石など

○前立腺に原因がある・・・前立腺肥大症・慢性前立腺炎(男性のみ)

○子宮に原因がある・・・子宮筋腫(女性のみ)

原因②神経に問題がある

原因②神経に問題がある

排尿困難を引き起こすもう1つのケースは、排尿に指令を出すシステムに問題が生じている場合です。排尿は通常、中枢や末梢神経によってコントロールされ、それに脊髄や脳幹、あるいは大脳の排尿中枢が反射することで無事に行われる仕組みになっています。このうちのいずれかの神経に機能障害が起こると、実際の状況と出される指令、それに対する反応がうまく合致しなくなり、排尿困難へとつながります。機能障害を引き起こす原因は、認知症、脳卒中、脳髄膜炎、多発性硬化症、脊髄損傷、頸椎症、椎間板ヘルニアなど多岐に渡ります。

このような神経疾患が原因で起こる尿路の機能障害は総じて「神経因性膀胱」と言われますが、この状態がさらには腎臓の機能障害を引き起こすこともあるため、適切な診断と処置が必要であると言われています。

病院で受けられる治療や処方される薬

排尿困難や排尿障害で病院へ行くと多くの場合は薬物的治療が施されますが、その前にまず原因を特定するための検査が行われます。まずは排尿後に残尿があるかないかで大きくふるい分けられ、残尿がある場合は前立腺肥大症や神経因性膀胱が疑われ、残尿がない場合はそれ以外の原因を追及していくことになります。

こういった検査によって原因が特定できた場合はその原因を取り除くための治療に移ることになると思いますが、はっきりした原因が特定できない場合は症状のタイプを以下の2種類に分けてそれぞれの症状を緩和する薬物が処方されることが多いようです。

○尿の排出するタイミングを我慢できない蓄尿障害

○尿を出し切れないために尿漏れを起こしてしまう排出障害

原因がこれだけ多岐に渡ると、それを特定して適切な対処を行うところまで追求していくのは難しそうです。また、1つ原因が特定できたとしても、別の要因が隠れていないとも限りません。そういった理由により、病院へ行って検査や治療を行っても状況が改善されないというケースがなかなか減らないのではないかと思われますが、そういう場合には以下のページを参照してみてください。

病院でも治らない原因不明の症状についてお悩みの方はこちらをごらんください。

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